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DJI JAPANは、11月26日(火)に高性能の農薬散布用ドローン「DJI AGRAS T20」の国内販売を開始しました。
目次
安全性と作業効率の大幅アップ
16リットルの薬剤タンクとノズルの電子化
DJI AGRAS T20では16リットルの薬剤タンクと最大7メートルの散布幅が特徴となっています。従来のMGー1と比べると噴霧効率も2倍となっており作業の効率が上がっています。
AGRAS T20には精密スプレーモジュールに多くの改善と最適が施されており。
8つのノズルと4つの大容量ポンプを搭載し、最大で毎分6リットルの散布が可能でムラのない農薬の散布が可能になっています。
全方向レーダーによる衝突回避
AGRAS T20は、全方向デジタルレーダーを搭載しており、農地の障害物を全水平方向から検知することが可能となっています。さらに地形上空の飛行をしながら、自動で障害物を回避することが可能で、より高い安全性が実現しています。AGRAS T20にはリアルタイムFPVカメラと2つのサーチライトが搭載されており夜間でも視認性が優れています。
優れた耐久性
AGRAS T20の機体全体構造も最適化され、強度は30%向上されています。機体を洗浄する際に水しぶきにも耐えられる構造となっており、メンテナンスや整備性が大幅に向上しているところも魅力です。
スマート送信機2,0搭載
AGRAS T20には、次世代スマート送信機が装備されています。5.5インチ高輝度スクリーンは、強い日差しの下でも見やすくなっています。バッテリー寿命が2倍に進化しており、RTK高精度な測位システムとRTKドングルにより、センチレベルの精度達成も可能になっています。
粒剤散布システム
大容量20リットルのタンクに最大16キロの粒剤の積載が可能になり。最大で毎分15キログラムまでの散布が可能になっています。
穀物の種子が0.5 cm〜5 cmサイズの直播栽培においては、粒剤散布システム 2.0を使用すると、手動での作業に比べ、70倍の速さで作業をすることが可能になりました。
この改良されたシステムにより、牧草地の粒状肥料散布や水田養殖用の魚やエビへの餌やりなど、様々なシーンで利用できるように設計されています。粒剤散布装置の取り付けは3分以内で完了するため、いつでもすぐに作業に取り掛かることができます。
DJI AGRAS T20の本体価格は約160万円からとなっており、全国のDJI農業ドローン代理店にて予約販売開始中です。